【SV S4 最終202位 最高最終レート2071】神調整炎テラスドドゲザン&妖テラススカーフテツノドクガ
シーズン4お疲れさまでした。今期は満足いく構築ができたので、久しぶりに構築記事を投稿します!
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結果
TNバイオレット レート2071 87勝 46敗 最終202位
TNふゆ レート2004 最終609位
2ロム2000達成しました!!
コンセプト
・相性補完の取れたポケモンで構築を組み選出幅を広げる
・環境トップポケモンを並びで対策
・強い動きを構築内にたくさん用意する
構築経緯
9世代のテラスタル環境は有利不利が簡単に逆転してしまうためサイクルが回しづらいと考え、対面構築を主に使ってきた。しかし、まったく勝てず今までのシーズンでは悲惨な結果で終わっていた。 いろいろな構築を触っている中で、カイリューサーフゴードドゲザン水ロトムテツノドクガの並びが相性補完に優れサイクルを回しやすく、構築内に強い動きをたくさん用意しやすいことに気づき、型を微調整しながら1か月間使い続けた。ラスト1体は悩んだが、最終的にはキョジオーン絡みやジバコイルに強いガブリアスを採用した。この最終形態になってからの勝率は40勝17敗(70%)とそこそこいい勝率を保つことができた。
個体紹介
ドドゲザン@とつげきチョッキ まけんき 炎テラス
205(236)-193(164)-141(4)-×-117(92)-72(12)
ドゲザン アイアンヘッド ふいうち ハサミギロチン
VSハバタクカミ
臆病眼鏡妖テラムンフォを等倍+(炎テラス)半減で確定耐え
臆病眼鏡ムンフォ確定2耐え
妖テラス控え目ムンフォ確定2耐え
臆病眼鏡マジフレ82.9%で2耐え
VSテツノツツミ
臆病水テラスドロポン2耐え
B4振りツツミをドゲザン+ふいうちで91.79%で倒せる(これ以上落とすと乱数が変わる)
S ドゲザミラーやテツノカイナ意識で12振り
構築の要。現環境で対策必須のハバタクカミとテツノツツミに強く出れるチョッキ型で採用した。テラスタイプはハバタクカミのムンフォ半減と炎技への耐性を両立できる炎テラスで採用した。努力値はテツノツツミへのドゲザンふいうちのダメージと、ハバタクカミのムンフォのダメージと、同族の素早さを意識した欲張り調整とした。ほかのポケモンとの相性補完に優れていて自然に選出ができるのでかなり扱いやすかった。炎テラスは誰も使ってなかったが、もっと使われてもいいと思うくらいポテンシャルを感じた。
選出率2位(74%)
155-×-85(36)-211(252)-130-158(220)
オーバーヒート ヘドロウェーブ マジカルシャイン エナジーボール
C 特化
S じならし後に最速コノヨを抜けるように158
B 余り
間違いなくMVP。強すぎた。3/29までは眼鏡で採用していたが、火力のあるセグレイブが増えてきて水ロトムが対策枠として機能しなくなってきたことと、眼鏡テツノツツミ+クッション2枚のような構築に安定しなかったことから、両方を解決できるこの型にたどり着いた。眼鏡ツツミはクイタンしか押してこないので奇襲してeasywinを狙えて、セグレイブはマジシャを耐えられたとしてもロトムを考えるときょけんしか押されないので、チョッキ以外はマジシャ×2、チョッキはマジシャ後ロトム引きで安定して対処可能。炎タイプなので鋼テラスは切られることはなく、初手ドラパガブサザンに奇襲したり、初手襷コノヨをステロを撒かせずに倒したり、Sが上がるイダイナキバを高乱数で倒せたりと初手性能も高すぎた。エナジーボールは水ロトムを意識して入れたがほのおのまいとかでも強そう。
選出率3位(63%)
197(244)-156(12)-154(196)-×-121(4)-107(52)
アイアンヘッド でんじは はねやすめ アンコール
A H4振りハバタクカミをアイヘで81.2%で落とせる(4振りだと68.7%)
S 麻痺した最速ドラパ抜き
余りHBD
カイリューに強く出れるHB鋼テラスでんじはアンコール型で採用。前作で一番成績を残せたルナアーラと使用感が似ていて自分にかなり合った型だった。でんじはアンコール+鋼テラスの相性はかなり良く、カイリュー以外にもさまざまな相手をはめていた。アイアンヘッドの枠はエアスラッシュやほのおのうずが主流だと思うが、ハバタクカミに突っ張る選択肢を取れるようにしたかったのでアイアンヘッドにした。テツノドクガやウルガモス入りの構築には、安易にテラスを切って炎の一環ができて負け!ってことにならないように気を付けていた。
選出率1位(77%)
水ロトム@オボンのみ ふゆう 鋼テラス
157(252)-×-174(252)-125-127-107(4)
HB セグレイブやカイリュー意識で特化
S 麻痺した最速ドラパ抜き 素早さ関係を一方的に把握するために自カイリューと同じ素早さ
セグレイブ対策枠として採用していた。しかし、セグレイブはチョッキが減って火力のある型が環境に増えてきていたので、ロトムはかなり逆風だったように感じる。ロトム単体でセグレイブを対策していたら多分勝ててなかったと思うので、妖テラスドクガと合わせた強い動きを見つけることができてよかった。カイリューを投げたら選出枠が足りないというときに、ロトムを物理受け枠として選出することも多かった。
選出率5位(28%)
サーフゴー@ふうせん おうごんのからだ 鋼テラス
175(100)-×-117(12)-200(228)-112(4)-125(164)
シャドーボール ゴールドラッシュ サイコショック わるだくみ
H 16n-1
HB カイリューの鉢巻き炎のパンチ最高乱数切り耐え
HD 眼鏡ツツミのハイドロポンプ確定耐え
S 124カイリュー抜き
C 余り
キノガッサやカバルドン、受け構築対策枠として採用。キノガッサを対策しようとすると選出が歪んでしまって弱い選出になりがちだが、ふうせんサーフゴーは他ポケモンとの相性補完にも優れているので、弱い選出になりにくいのがかなり魅力的だった。神速地震カイリューの攻撃をすべて無効化できるのもえらく、自カイリューと合わせることでかなり安定して相手のカイリューを見ることができた。あと、選出したときの勝率が82%と構築内のポケモンで一番高かった。影の功労者。
選出率4位(39%)
ガブリアス@おんみつマント さめはだ 電気テラス
183-200(252)-116(4)-×-105-154(252)
AS 特化
B 余り
電気の一貫を切れて、キョジオーンやジバコイルを対策できる枠として採用。キョジオーン入りにはほとんど出してたが、ジバコイル入りには出さなくてもプレイングで勝てるときもあるので出したり出さなかったり。テラスタイプはジバコラッシャに強く出ることができて、アーマーガアの打点も確保できる電気にした。受け寄りの構築に選出する機会が多かったので、1回の攻撃でよりアドバンテージを稼げるいじっぱりで採用した。対面寄りの構築にジバコやキョジが入っているときに、ガブリアス@2の選出が難しすぎて選出じゃんけんになるのがどうしても気になった。しかし、特定の構築には1体で全てを破壊できるほど高いポテンシャルがあり、中盤終盤はずっとこのポケモンを補完枠に採用していた。
選出率6位(14%)
苦手なポケモン
クエスパトラ
強すぎ。勝ち方が分からない。特にHB炎テラスの羽瞑想アシパテラバみたいなやつはギロチン当てないと負ける。来月のルールでは準伝解禁するし減ってくれ…。
格闘テラスハバタクカミ
無理。
上2体ほどではないが、ガブを投げないとかなり苦しい立ち回りを強いられる。
最後に
剣盾の最高レート2069を更新することができてよかったです!!今期は2ROM2000あって構築もかなり仕上がっていたので、2100を目指せたシーズンではありましたが、夜中4時に寝落ちしてしまい起きたらシーズンが終わっていました…。TNふゆの方のロムでもうちょっと回してあわよくば2100と考えていたが睡魔には勝てず…。次回満足いく構築ができたときは保存せずに2100まで戦い続けようと思います。あと生活リズムもしっかり崩して最終日に挑みたいですね()
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
【剣盾S30 最終42位&70位】安定行動上振れルナザシ
初めまして、ふゆです!シーズンお疲れさまでした。今期は満足いく結果が出せたので、構築記事を初めて投稿します!
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結果
コンセプト
- できる限り安定行動で勝つ
- 上振れ性能の高いでんじはを駆使して戦う
- 不利な禁止伝説の並びを作らない
構築経緯
今期はザシアンを使うのを辞めようと思い、ゼルネアスルナアーラの並びを使っていた。そこでルナアーラに可能性を感じ、しっかり構築を考えるとめちゃくちゃ勝てるのでは?と思い、考察を始めた。しかし、ゼルネルナの並びだとラッキーに対して立ち回りが窮屈になり勝ちきれないと判断。ゼルネアスを解雇した。悪とノーマルに強い物理アタッカーを探していたらザシアンと目が合った。今期も結局ザシアンと戦うことを決めた。三匹目はダイマックス適性の高く、幅広い構築に出していける玉ランドロスに決定。この3匹を基本選出とした。そしてメタモン対策のヌオー、誤魔化し性能が高くゴーストの一貫を切れるラッキー、受けに強く出れるヒードランを採用して構築が完成した。
個体紹介
ザシアン@くちたけん ふとうのけん
191(188)-242(236)-136(4)-90-136(4)-178(76)
きょじゅうざん 氷の牙 インファイト 電光石火
H 16n-1
A ほぼ特化
S スカーフコピールナアーラ抜き、最速109族抜き
BD あまり
今期も結局構築に入ってきた最強ポケモンザシアン。ルナアーラの苦手な悪やノーマルタイプに強く出るためにインファを採用。ナットレイ対策でもある。ネクロズマに交代する読みでインファを打ち、ダイマックスを強要させてルナアーラに交代する。この動きで相手のダイマックスを弱く使わせることもできる。氷の牙はランドロスにeasy winを狙える点と、氷と怯みによる上振れに期待して採用した。じゃれつくがほしい場面はほとんどなかったのでこれで正解だったと思う。選出率も高く大活躍してくれた。ザシアンいつもありがとう。
(選出率1位)
ルナアーラ@万能傘 ファントムガード
239(212)-119-155(252)-160(20)-130(20)-118(4)
H 16n-1
B 特化(ザシアンのきょじゅうを特性込みで2回耐える)
CD めいそうの効率を上げるために偶数
S 無振りサンダー抜かれ
全然使われていないが強すぎるポケモン。A個体値がVなのは妥協なのでちゃんと厳選したほうがいいです。妥協個体のせいで負けた試合はなかったので使い続けた。Sはサンダー対面でボルチェン→月の光と打てるように抜かれ調整をした。メテオビームなどを考えるとサンダーはボルチェン安定だと思っていたが、でんじはや暴風から入ってくる人も結構いた。それでもサンダー対面はつきのひかりを押していた。でんじはをまくことで対面ザシアンやカイオーガ(零度は知らん)も起点にできる。幅広い相手に対して強く出れる高い対面性能、でんじはによる上振れ、安定行動だけでも勝ちやすいなど、求めていた条件を全て満たしてくれた。ヌオーラッキーが呼ぶダイマガマゲロゲに後出しから勝てるのも強い。ウーラオス入りには初手から出さないように気を付けていた。もっと使われてもいいと思う。
(選出率3位)
ランドロス@玉 威嚇
165(4)-197(252)-110-125-90-157(252)
AS 特化
個人的にサンダーより強いと思ってる玉アタッカー。ほとんどの構築に通っていて、ルナアーラザシアンで荒らした後、後発ダイマックスを通せた試合はほぼ勝てた。いかくをまいたあとルナアーラに引くことでザシアンのきょじゅうざんをルナアーラが特性なしで受けることが可能。いかくをいれてないとザシアンのきょじゅうざんで倒されるのでS関係を意識しながら立ち回らないといけない。くさむすびは乱数約20%でラグラージを倒せたりする。カバルドン対面はラムのみ警戒でふきとばしかステロからしか打たれないので、ダイジェット→ダイソウゲンで倒すこともできる。ヌオーもくさむすびで確定1発。もしかしたらザシアンより選出してたかもしれない。
(選出率2位)
ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく
335(76)-×-62(252)-56(4)-134(68)-84(108)
たまごうみ でんじは 歌う シャドーボール
HD 控え目オーガのしおふき確定3発、特化サンダーの玉ジェット約80%で3耐え
B 特化
S まひした最速100族抜き
特殊相手に滅法強く、誤魔化し性能が高い。ラッキーのおかげで黒バド軸には高い勝率を保つことができた。黒バド軸にはランドロスやルナアーラから入りアストラルビットを誘ってラッキーで有利対面を作る。そしてでんじはを打つことによって裏のザシアンにまひを入れることができる(まひをいれたらルナアーラ後投げが安定)。襷ならわるだくみで突っ張ってくるので、次のターンにシャドボで襷をつぶしランドのダイジェットの起点にする。歌うは甘えると悩んだが、カイオーガをラッキーで見る選出をした場合に、みがわりオーガで詰んでしまうのが嫌だったので歌うにした。当たれば爆アドだが、外したら負け。のような場面ではなるべく打たずに別のルートを考えるようにしていた。コピールナアーラ対策にも貢献してくれた。
(選出率4位)
ヒードラン@ふうせん もらいび
191(196)-110-127(4)-151(4)-148(172)-114(132)
H 16n-1
A ストーンエッジでHBホウオウ確定2発
D できるだけ高く
S 準速テッカグヤ抜き、20振りホウオウ抜き
BC あまり
まさかの性格まじめヒードラン。まじめにすることでHBホウオウにストーンエッジが確定2発になる。交代読みでエッジを打ち込みeasy winした試合もあった。Sにそこそこ振ることで、でんじはとの相性も良い。ムゲンダイナをルナアーラのでんじはを絡めることによって安定して見れたりする。ザシアン対面でインファを誘いルナアーラを安全に着地させたりもした。選出率は低かったが、他5体でだいたいの構築は見れるので気にならなかった。受け構築に高い勝率を保てたのはヒードランのおかげ。でも2桁チャレでマグスト4連外しでカグヤに突破されたのは許してないです。
(選出率6位)
ヌオー@ゴツメ てんねん
202(252)-×-150(252)-85-86(4)-55
冷凍ビーム あくび 自己再生 毒毒
HB ザシアン意識で特化
コピーザシアン対策枠。この枠はアッキサンダーと悩んでいたが、ジガルデメタモンが重かったので最終的にはヌオーに決定。ジガルデ対策に入れた冷凍ビームはランドロスへの打点になったり、サンダーの身代わりを破壊したりと様々な場面で活躍した。毒は基本選出で崩せないポリヌオー対策として採用。構築の最後のピースとして上手くハマってくれたと思う。
(選出率5位)
基本選出と簡単な立ち回り
(勝率は体感)
ザシオーガ 微有利(勝率60%)
ヒードラン以外から3体選出。カバ入りは初手ランドでダイジェット→ダイソウゲン。裏にルナ、ラッキーかザシアンを置いて逃げ切る。
ザシイベル 普通(勝率55%)
ザシランドヌオー ランドラキザシ ルナラキザシ などの選出が多かった
ザシ黒バド 微有利(勝率65%)
ラッキー@2。ザシランドルナから2体、初手ラッキーはダメ。初手バドならラッキーに引くことが多かった。
ネクロ+イベルorゼルネ 微有利(勝率60%)
ザシルナランドが一番強い選出。取り巻きによってルナアーラを別のポケモンにしたりもした。
ダイナホウオウ 有利(勝率75%)
ルナランドドランでほとんど負けなかった。取り巻きによってラッキーを投げることもある。
ディアザシ 有利(勝率75%)
あまり当たらなかったが、ザシルナランドラキから3体でだいたい勝てる
ジガルデ 微有利(勝率60%)
ザシヌオー@1が多かった。微有利と書いたが、上位のジガルデ使いに対する勝率は体感5割切ってる。
苦手なポケモン
カバルドン 全敗レベルで負けていたが、初手にしかほぼ選出されないことと、ランドのダイジェット→ダイソウゲンの動きに気付いてからはほぼ負けなかった。ただ選出が窮屈になるので苦手。
テッカグヤ ヒードランを自然に選出できない構築(ザシオーガなど)と一緒にいるカグヤはキツかった。でんじはで運ゲーをしかけながらザシアンでゴリ押してた。
最後に
目標にしていたレート2000と最終2桁を2ロムで達成できてとても嬉しいです!!今まで作った構築は圧倒的不利な禁止伝説の並びがあったのに対し、この構築は不利な禁止伝説の並びがおらず、勝てる構築に対してはしっかり勝ち切ることができたので勝率が安定してました!安定行動だけで勝ちを拾いやすかったのも自分に凄く合っていたなと感じてます。ルナアーラめちゃくちゃ強いので是非一度使ってみてください!!質問はTwitterのDMにてお答えします。最後まで読んで頂きありがとうございました!